電子探訪記

モンハン好きのおっさんが残すライフログ、読書・ゲームがメイン

その2

 ポメラ(pomera) DM10 白(パールホワイト)を昨年10月(2009/10/10)にアマゾンで購入してから10ヶ月になる。その時の値段が\16205。今日(2010/08/01)時点の値段は\13500。
 以下は飽くまでも10ヶ月間使ってきた私的な使用雑感。

 謳い文句であるデジタル・メモ帳としては、正直かなり微妙。ちょっとした事をメモするなら、普通のメモ帳を使った方がはるかに良い。思い付いた事をメモするのに、いちいちかさばるポメラを開いて記録するのは面倒臭い。通勤の合間などに、最初は物珍しさからポメラを使ってみたが、その内に必ず飽きて使わないようになった。やはり、ポメラを開くには少なくとも30分以上の時間が欲しい。
電車の中で使うのNG。隣の人の視線が気になるし、15分程度の乗車時間では、大した文章は書けないし、書く気も起こらない。

 会議などの議事録を記録するのは、ノートパソコンを使っている会社なら違和感はないだろうが、そうではない場合はノートの代わりにPomeraを使うのは結構恥ずかしい。そう言う意味では簡単ではない。デジタル化が進んでないところだと、会社などで使うのは敷居が高いだろう。

 小説の原稿書き用としては、変換機能が貧弱すぎる。DM20では多少は改善されたようだが、本格的に小説を書く端末としてはDM10ではとてもではないが十分とは言えない。せめて携帯やiPhone並の変換能力が欲しい。せっかくのATOKを活かしきれていない。(PC・携帯メーカと手を組めばこの点は簡単に改善されると思うのだが、実現は難しいのだろうか。)ただしプロットなどを箇条書きにするなど、そう言った補足的に使うなら十分だ。むしろそういう使い方こそ本来のポメラの使い方なのだろう。

 やはり、外出時、喫茶店などでBlogのネタなどを書くのに一番向いている。むしろそれ以外の使い方が思い浮かばない。後はWebのライターが記事の原稿(下書き)を書くことだろう。
多分、ブロガーとライター以外には不要な気がする。買っても活用できずに、すぐに使わなくなるのは目に見えている。ポメラは書いた文章をデジタルで出力する必要がある種類の人にしか向かない。逆に言うと、それ以外の人は買うべきではない。

 変換機能が強化され、画面が広くなったDM20に若干興味がある。値段はアマゾンで2万円前後。DM20はDM10に比べて、液晶画面部がかなり厚くなっている。恐らく2倍以上はある。その為、かなりぽってりとした印象を受ける。まるで分厚い手帳か文庫だ。背広の上着のポケットに入れるには、さらに厚くなりすぎてしまっている。ポーチなどに入れるとしてもちょっとかさばりすぎで、結構場所を取る。ただ、画面が大きいのは非常に魅力的。後は変換機能がどの程度まで充実しているかだが、これは実際に使用してみなければ分からないが、今のままではDM10から乗り換えるにはちょっと訴求力に欠けている。
 新規に買うのであれば、当然DM20になるだろうが。勿論、今使っているDM10が壊れた場合もDM20を買うことになるだろうが、DM10が壊れない限り積極的に買い換えることもない。

ポメラ(POMERA)で2番目に参考になるサイト

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しかし、喫茶店で6時間以上も使っているのに、全く電池が減らないのは驚異的。