電子探訪記

モンハン好きのおっさんが残すライフログ、読書・ゲームがメイン

『まおゆう』第二巻の感想

■土曜日に『まうゆう』の第二巻が届いた。今日読了したが、やはり読みやすかった。未読の人は是非ネットではなく、書籍で読むべき。誤字脱字など第一巻であった配色の間違いなども、今回はほとんどなかった。結構書き直しもしているようで、単純な書籍化とは違う。自分はネットで読んでしまっていたのが、できることなら初見はネットではなく、書籍で読みたかった。まだ未読の人が羨ましい。

■大半の人は読み返しになるので、そう言った読者向けのサービスをもう少し追加して欲しかった。対談もその一環なのだろうが、ページ数が少なく、物足りない。元々の文章が多いので、余分なことにページを割けないのは分かるのだが、その辺もっと頑張って欲しかった。イラストをもっと増やすとか、図を加えるとか。解説はほとんど意味がないので、完全になくしてもいいくらい。不要な解説を削って、その分、対談を載せるページを増やして欲しかった。

■台詞のみで背景や風景の描写がほとんどないので、イメージが湧きにくいのが難点なのだから、やはりイラストをもっとたくさん挿入するべき。折角toi8という作品にマッチしたイラストがあるのだから、それをもっとふんだんに入れて欲しい。たぶん、お金の問題で駄目なのだろうけど。ただでさえ1200円と高めなのでイラストを多くすると、さらに値段が上がってしまうのだろうが、やはりイメージ補足としてイラストは多用して欲しいと思ってしまう。カバー本文イラストのtoi8と、キャラクタイラストの水玉螢之丞がマッチしていない。正直な所、水玉螢之丞toi8と比較するとかなりレベルが下がる。キャラクタイラストもtoi8に担当して欲しかった。

■取り敢えず、全五巻で毎月発売されるので、お布施の意味も込めて買い続ける。本命は『ログ‣ホライズン』。三月末に発売されることが決まっているので、こちらの方が非常に楽しみ。ぜひ巻末に唸るくらいの設定資料をつけて欲しい。