電子探訪記

モンハン好きのおっさんが残すライフログ、読書・ゲームがメイン

ネットゲーム自分史(Diablo時代)

1998年4-6月頃? Diabloを体験し、ネットゲームの面白さに衝撃を受ける。切っ掛けはログインのDiablo特集記事だったと思う。 本当に衝撃的だった。自分以外のキャラクタが意思を持って動く。それが今までのゲーム体験を根底から覆すほどの驚きだった。 それまでの単純なAIや決まった文言しか返って来ないNPCと比べて、本当の人間と一緒にゲームが出来るというのは凄く新鮮だった。ファミコンRPGを友達を家に招いてプレイすると言うのとは根本的に違う。まさに異世界を一緒に冒険しているという感じだった。面白さで言えば、TRPG(テーブルトークRPG)に近い。 TRPGはメンバーを揃えるのが大変だし、GMの力量で面白さに差が出てしまうのに比べたら、Diabloはより手軽かつ格段に面白かった。 朝から晩まで猿のようにプレイした。と言いたいが、まだ常時接続がない時代だったため、テレホーダイが始まる23時をひたすら待つ毎日。 23時になったら、速攻でダイアルアップした。が、同じような人が一杯おり、プロバイダになかなか繋がらないのが常だった。 そのため、繋がりやすいプロバイダを求めて月毎にプロバイダを変えるツワモノもいた。 ただ繋がりやすいプロバイダという情報が流れると、ヘビーユーザーが渡り鳥のようにそのプロバイダに殺到するので、結局そのプロバイダも繋がりにくくなってしまうという悲劇が毎月のように繰り返された。 UOを始めるまで、ダラダラと一年くらい遊んだ。だが、本当にハマったかと言うとそうでもなかった。 始めて1、2ヶ月は面白くて結構プレイしたが、その内に徐々に初期の熱が冷めてしまった。 一緒に遊ぶ特定の知人がおらず、どこのコミュニティにも属さず、黙々と独りで遊んでいたのが、一番の原因だった。 Diabloのためにネットを始めた初心者だったので、コミュニティへの参加方法がよく分からず、そもそもコミュニティがあること自体知らなかった。