電子探訪記

モンハン好きのおっさんが残すライフログ、読書・ゲームがメイン

【将棋】井の中の蛙にさえなれない問題について

pha.hateblo.jp

将棋を本格的に始めてから、そろそろ半年が経つけど、「自分も似たような感覚を覚えることはあるなぁ」と思った。
ただ、Player vs Playerのゲームはどんなものでも、ある程度のレベルに達すると、同じような経験をすることになる。
自分は一時期、Starcraft2や、Age of EmpireなどのRTSにはまっていたが、 対戦がお手軽になった分、充足感が得られなくなった。
将棋ウォーズで1級なら、結構強いと言っていい。学校時代であれば、クラスで一番。将棋クラブとか無ければ、下手すれば、学年で一番強いくらいのレベル。
だが、現状では初段になって、ようやく脱初級者として扱われるくらいで、全然強いという実感はない。
実際、将棋ウォーズでは、初段以上など、常に数十人以上が対局しているので、珍しくもない。多分、アクティブなプレイヤー数だけも、初段以上の人は確実に1000〜2000人以上、非アクティブなアカウントを入れたら、1万人以上いる可能性が高い。
そうすると、将棋ウォーズで初段になっても、接続する度に、自分よりも上手い人が1000人以上いることになり、なかなか勝ち越すことができない。
いわゆる「オレ強ぇ〜」と感じる瞬間が、まったくなく、延々と自分より強い人と当たり続ける。まるで終わりのない坂を登り続けているような疲労感というか徒労感を覚えてしまう。

というような記事を書きかけて、放置していたら、全く同じことを自分より遥かに巧みな文章で書かれた。


http://mubou.seesaa.net/article/450643553.html
対戦ゲームにおいて、「井戸の中の蛙」になれる井戸がなくなってしまった、という話 - 不倒城

後はどこで満足するかという点もある。
将棋とかもそうだけど、多少強くなるのにはことは結構できる。店舗で一番とかは目標として十分に達成可能だが、地域で一番、市・区で一番とかなると、乗数的に難しくなってくる。 それこそ、自分の余暇を全部注ぎ込むくらいのことをしないと達成できない。
ここまで来ると、趣味や遊びでは無くなってくる。そして、得られる喜びよりも、苦しみの方が勝ってくる。
そんな状態になっても、だらだらと続けるのか。もしくはすっぱりと割りきって止めてしまうのか。
自分の場合、未練を残しながら、なんとなくプレイしなくなって、そのモノから遠のいてフェードアウトしてしまうことが多く、後になって「ああ、あの時に止めずに、ちょっとずつでも続けていたら、今頃は結構強くなっていただろうなぁ」という後悔をしてしまうので、余計にタチが悪い。