7〜8年の周期で読み返したくなる。理由はよく分からない。
夏目漱石の「それから」に出会ったのは、中学生の国語の教科書だったと思う。
小学校の頃から、本が好きで、新学年になり教科書が配られると真っ先に国語の教科書を開いてその日の内に読み切ってしまうのが常だった。
「それから」も冒頭の導入部のみが教科書に載っていただけだったので、続きが気になって、図書室か図書館で借りて読んだのが最初だった。
それ以降、7〜8年毎に書い直して読み返している。
別に「それから」が大好きな訳でもないのだが、なんとなくそういう習性を繰り返している。
久しぶりに、「それから」がなんとなく、読みたくなる衝動が湧いてきたので、買い直してまた読み返してみようかな。
ふとした折に、以前読んだ本がまた読みたくなる衝動は何なのだろうか?