電子探訪記

モンハン好きのおっさんが残すライフログ、読書・ゲームがメイン

対人ゲームに疲れている人が多い?協力型ゲームがしたい

上の記事を読んでみて、「ああ、呪いとは良い表現だなぁ」と思ったので、以下は個人的な感想というか思い浮かんだこと。

TPSやFPSゲームだと、必ずと言っても良いほど、vP(対人)の要素がある。vPの要素があるというよりも、そっちの方がメインである。

今、流行っているゲームのほとんどが、vPメインのゲームである。Fortnite、PUBG、スマブラスプラトゥーン2、DbD、ShadowBane、スト5などが日本では流行っている感じだが、いずれもvPメインのゲームである。

CoDやBF5、LoLなどが海外では流行っているが、いずれもvPメインになる。

vPは確かに面白いし、人間が相手なのでコンピュータ相手のよりも複雑で奥深い。何よりも勝つと単純に満足感が大きい。

が、vPは勝てれば良いが、負けるとマイナスな感情に陥る。負けてもその悔しさをバネに上達して、さらに上手くなり、今まで勝てなかった相手に勝てるようになったときの達成感は、得難いものではあるが、人間なので延々と負け続けると嫌気がさしてしまう。

そして、今のゲームはネットで容易に対戦相手が見つかるので、やがて勝率は五分五分に近くなっていく。簡単に対戦相手が見つかるが、少し上達しても、さらに上手い人に当たり、もっと上達しても、もっと上手い人に当たる。インターネットでワールドワイドで対戦相手が見つかるようになったが、逆に全世界の上手い人を相手にして、延々と上を目指していかなければならない。

最初の内は少しの努力で上達して勝てるようになっていくが、ランクが上がるにつれて、上達して勝てるようになるのに、多大な努力と時間を要するようになる。なので、いずれ上達が頭打ちになってしまい、「オレ、強ぇぇ」と感じる機会が減ってしまう。

上の記事でも格闘ゲームでも同じような問題があり、「井の中の蛙」的な充足感を感じることも結構重要ではあるけど、その仕組みを上手く構築できているゲームはないよなぁという嘆きになっている。

自分も一時期、vPにハマって色々なゲームをやってきたけど、そういった勝ち続けるための努力に疲れてしまった。

上記の本では、プロゲーマーの先駆者である梅原大吾氏が、どのように自分のモチベーションを保っているかということを綴っているが、凡人の自分にはやはり真似できない。まぁ、簡単に真似できないから、トッププレイヤーとして存在できるのだろうけど。

ということで、vP要素に燃え尽きてしまった自分としては、vP要素がないCoop前提のvE専用ゲームの面白いゲームが出てくれないかなぁと願っている。

まぁ、そのCoop前提のvE専用ゲームであるAnthemの体験版をプレイしたけど、なんかイマイチで、完成度が低かったので、凄く残念だったというのが、本当は言いたかっただけ。