電子探訪記

モンハン好きのおっさんが残すライフログ、読書・ゲームがメイン

『Death Stranding』を10時間ちょいプレイした感想【ネタバレ無し】

率直に言って、凄いの一言。

色々なゲームがあって、もうやり尽くされた感があったが、完全に新しいゲーム感覚で、超絶感動させられる。

キャラクターの操作が新感覚で、荷物の多さによってバランスが崩れてしまったり、山を下るときに歩く速度を調整しないと転倒してしまったりするのが、凄く斬新だった。

現実だと当然のことなのだが、普通のゲームだとどんなに荷物を持っていてもバランスを崩したりすることはないし、どんな速さで山を下っても絶対に転んだりしない。 川を渡るときも、深みにはまると溺れるので、浅瀬で川幅の狭い箇所を探して渡るようにしないといけないので、地形を注意深く観察するようになる。 こう書くと、単に面倒臭い要素が増えているだけに思えるが、それらの点が全然ストレスになっておらず、逆に一種の愉しみになっている点が、このゲームが凄いところ。

今まで、小島監督のゲームをプレイしたことはなかったが、流石に色々と言われて、話題になるだけはある。

既存のゲームに飽きていて、新感覚のゲームを体験してみたい人には、凄くお勧め。

ただし、ものすごく人を選ぶゲーム。
・ムービーが多いし、長い。プレイ時間の半分ぐらいがムービーを見ている感じ。
・オープンワールドではなく、フィールドが狭い。
・ストーリーが一本道なので、自由度がほとんどない。
・システムの要素が多すぎて、分かりにくい。何が何に影響しているのか。全然理解できない。
・UIがイマイチ。同じボタンでも、長押しと、短押しで違う動きするので、混乱する。
・バグが取り切れていない。

と、完璧なゲームではないけど、間違いなくゲーム史に残る面白いゲームだと思う。