宇宙関係が大好きなので、NHK BSの『コズミックフロント』を毎週録画して必ず観ている。
nasuneの容量の半分くらいが『コズミックフロント』で占められてしまうぐらいになってしまっている。
で、この間の『コズミックフロント』が赤い雨の正体を探るというもの。これがかなり面白かった。
赤い雨の正体は、赤い微生物の細胞が大量に雨に含まれていたからというモノで、その赤い細胞は宇宙から来たという話なのだが、『コズミックフロント』なので、ここまではすぐに自分も推測できた。
が、そこからの展開が面白かった。細胞が赤いのは、細胞が宇宙線に晒されて赤くなったからなのだが、「じゃあ、その赤い細胞はどこから来たのか?」という新たな謎が出てくる。
当然、彗星などに含まれて運ばれてきたという話になるのだが、そうなると、生命は地球で誕生しなかったということになる。
そこで、「もともと地球上のいた微生物が巻き上げられ、それが生き残っただけじゃないか?」という説が出てくる。
その後、二転三転として、結局、どの説が正しいのか分からない状態になるが、色々と考えさせられる上質なミステリー小説かドラマのようで、非常に面白かった。