電子探訪記

モンハン好きのおっさんが残すライフログ、読書・ゲームがメイン

ガンダム・ナラティブが予想外にストーリーがよかった

映画で観ようかと思っていたが、行きそびれてしまっていたので、Bule-ray・DVDと発売と同時に、ネット配信でも購入できるようになっていたので、Amazon Primeで購入してしまった。レンタル(400円)と購入(2500円)で迷ったが、レンタルだと48時間で見られなくなってしまうので、購入を選んだ。

ガンダムUCの最後が正体不明のサイコフレームのヒーローロボット的なアニメになってしまっていた為に、あまり好きではなかったので、大きな期待はしていなかったが、自分としては値段以上の満足感を得られた。

自分は主人公が無双するストーリーとかは好きではなく、凡人が足掻きながら、何かを成し遂げるというストーリーが好きなので、その点から言っても、主人公がニュータイプではなく、並みの腕前(中の上)のパイロットであるというのが、自分の好みに合っていて良かった。

ただ、モビルスーツの戦闘シーンでは、超絶格好良いシーンとかはなかった。決してクオリティが悪い訳ではないが、突出して凄いというシーンがなかったのが、ちょっと欲求不満。

ガンダムUCスタークジェガンがクシャトリアに一矢報いるようなシーンが欲しかった。

こういう量産機が、エース機に一方的にやられるのではなく、勝てないまでも、十分に対抗するシーンがあると量産機が魅力的に見えて好きなのだが、残念ながらそういうシーンはなかった。

ただ、シナリオはよく練られており、上手くまとまっている感じで、自分はUCよりもナラティブの方が断然好み。

UCでは全然解説されていないサイコフレームについても、正体不明な技術ではあるけど、一応の解説というか説明はなされているのも、UCでの消化不良が多少でも解消されているのも評価できる。ただ、語られたのはほんの少しだけなので、依然として消化不良は残るが。

おっさんでもストーリーは愉しめたので、ガンダム好きなら十分にレンタルして観る価値はある。

取り敢えず、冒頭23分がYoutubeにあるので、気になる人はまずそちらを観て、続きが気になるなら、レンタルするといいかもしれない。


冒頭の23分と、それ以降の本編のキャラクターがデザインが少し違っていて、観ていて何か違和感を覚えたのも気になるところだった。もしかしたら、冒頭23分と、それ以降でキャラクターの作画担当が違っているのだろうか…