電子探訪記

モンハン好きのおっさんが残すライフログ、読書・ゲームがメイン

中国発の話題のSF『三体』はSF好き向けの作品

三体

三体

読了した。
うん、悪くはない。だが、超絶凄いという感じでもない。
というか、『三体』は三部作で、今回の第一部は、全体総量の1/4〜1/5でしかないらしい。
第二部は、第一部の1.5倍の総量で、第三部は第一部の2倍のボリュームらしいので、今作は本当に序章でしかない。なので、今後の続き次第。
第二部は、2020年刊行予定らしいが、それがいつ頃なのかは明記されていなかったので、今、焦って探して買うまでもないかなというのが、率直な感想。
今後に期待。

自分は、続刊の第二章が出たら購入するが、その第二章が上下巻に分かれていたら、上下巻同時に買うのではなく、上巻を買って、それを読み終わって、続きが読みたいと思ったら、下巻を買うという形にする。

期待値は高いが、あんまり過度に期待しない方がいいかなぁという印象。

SF好きな人にはお勧めできるけど、普段全くSFを読んでいない人にはお勧めはできないので、その辺は注意が必要。
相対性理論とか、量子力学とか、宇宙について興味があり、『幼年期の終わり』や『星を継ぐもの』とかを最低限読んでいる人ではないと、愉しめない。
重度のSFマニアである必要はないけれど、基礎的なSFの素養がないと、面白く感じないと思う。

SF好きな自分としては、続きが気になるので、2020年のできるだけ早い時期に刊行して欲しいなぁと思う。
とりあえず、現時点での評価は、星4つか、期待を込めて4.5という感じ。