米澤穂信は好きな作家なのだが、『王とサーカス』は何故か面白さを感じず、うまく読み進めることができない。
書痴なので、本が分厚くても全く苦にならないし、逆に嬉しいくらいだったりするのだが、時折、好きな作家の作品でも、どうしても文章に集中できず、うまく読み進めることができないときがある。
レビューとかでは結構高評価なのだが、どうにも気が乗らず、文字が上滑りして、頭に入ってこない。
おそらく主人公がどういった人物なのかというエピソードがほとんどないために、キャラクターがうまくイメージできないのが原因かなぁと思うが、よく分からない。
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2018/03/22
- メディア: 文庫
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