8/25(金)にNintendo Switch版モンハンダブルクロスがリリースされる。当然、プレイするつもりで、結構楽しみにしている。グラフィックが3DSよりも格段に綺麗になっているのが、物凄く嬉しい。
が、Nintendo Switch版と、3DS版ではセーブデータが、移行はできるが共有できない。これが個人的には凄く不満。
自宅ではNintendo Switch版、外では3DS版と切り替えてプレイしたいので、セーブデータが共有できないと困る。
3DSは毎日鞄に入れて持ち歩いても全然苦にならないが、Nintendo Switchを毎日持ち歩くのは無理。飛行機とか新幹線に乗るような時には持って行くが、大きすぎてとてもではないが、毎日の通勤時に持ち運ぶ気になれない。
もしかしたら、Nintendo Switchが携帯ゲーム機ではないということが明確に認識される切っ掛けになるかもしれない。
そもそも、「本当にNintendo Switchは携帯ゲーム機として開発されたのか?」という疑念がある。
3DSにはあった『すれ違い通信』がNintendo Switchには実装されていない。なので、わざわざ苦労して大きなSwitchを外に持ち出そうという気にはなれない。
3DSはすれ違い通信があるので、例えゲームを起動することはなくても、持ち歩くモチベーションになっていた。モンハンダブルクロスではレアのニャンターをすれ違い通信で入手できるので、リリースされた直後はずっと持ち歩いていた。特殊クエストのチケットもすれ違い通信で増えるし、お食事券も同じように増える。
すれ違い通信の恩恵を期待して、3DSを持ち歩いていたし、リリース直後だと1日で結構なギルドカードが溜まったりして、その多さからお祭り的な雰囲気を感じられて楽しかった。そういう観点からすると、『すれ違い通信』はよく出来た機能だったのだと今更ながらに感じた。
そのよく出来た『すれ違い通信』の機能をSwitchは搭載していないので、任天堂もSwitchを本気で携帯ゲーム機として開発したわけではないと思えてくる。
当然、3DSの後継機を投入するつもりなのだろうが、当分の間は3DSとSwitchの両輪で行くことになるのだから、セーブデータをオンラインストレージ化して、クロスセーブ機能も併せて導入するべきなのだが、Nintendo Switch版モンハンダブルクロスがリリースされることになっても、それに対応するそぶりが微塵もないのが、モヤモヤする。
PS4ではVitaとのクロスセーブ機能は導入済みで、クロスセーブはもはや当たり前の機能と言ってもいいのに、その程度のことはさっさとやって欲しいと思ってしまう。
任天堂は「ゲームを作り上げる総合力は世界的な超一流企業だが、技術的・社風としては流行から4〜5年遅れている日本のローカルなゲーム会社にすぎない」ようなことを言われているが、その通りだよなぁと思ってしまう。
ただ、PS4でゲームをプレイしていても、単に高性能な電子機器(PCの延長)を触っている感じがするだけだが、Nintendo Switchは触れているだけでなぜかワクワクするのだ。PS4のゲームで少し興味があるが購入にまでには至っていないゲームでも、Nintendo Switchで出るのであれば買ってプレイしたいと思わせるような魅力がSwitchにはある。
Nintendo Switchは電子機器というより、なんとなくオモチャに近い雰囲気がある。Wii U にはそんな印象を持たなかったので、Nintendo Switchのデザインは本当に優れているのだろう。どこが良いか具体的には言えないが、なんとなく良い感じなのだ。
ただ、やはり携帯するにはデカすぎる。Nintendo Switch Miniが欲しい。