とりあえず、アップデート3.0が来たので、金曜日の夜と、土曜日で、一通り体験してみたが、ヌシ・ジンオウガとか、ヌシ・ディアブロスとか、バルファルクも、戦っていて面白いモンスターだったので、自分的には、大満足なアップデートだった。
一部のガチ勢というか、やり込み勢には、エンドコンテンツがない。ヌシ・モンスターが歯応えがなさすぎるという声があるようだが、Nintendo Switch初のモンハンとしては、仕方がないかなぁとは思う。(ダブルクロスのHD版はあったけど)
確かに、ヌシはもう少し歯応えがあっても良いと思うけど、それは自分がワールドとかアイスボーンを経験しているからであって、Nintendo Switchの年齢層はPS4より遥かに低いし、女性も多いので、そういった新しいプレイヤー層の取り込みを考えたら、商業的には、この程度の難易度が正解なのではないかなとは思う。
モンハンライズでは、かなり意図的に各モンスターの攻撃モーションに隙を作っており、避けられない攻撃がまずない。だいたい被弾する時は、自分が無理に攻撃しようとした時だけなので、戦っていて理不尽さは感じないし、比較的モンスターの体力も低めなので、倒すだけなら、初見でも時間を掛ければ、倒すこと自体は簡単にできる。
野良マルチでも、クエストに失敗することは稀だし、従来のシリーズに比べて、難易度という点から言えば、相当に低い。その辺がボリューム不足と言われる要因の一つになっている面もあるかもしれない。
ただ、ヌシ・ジンオウガや、ヌシ・ディアブロスは、そこそこ強いので、新規には始めた人や、久しぶりにモンハンする人には、ちょうど良い難易度なのかも知れない。が、やはり自分でも、もう少し歯応えがあっても良かったかなぁと感じる面があるので、自分より遥かに上手い人たちが、ライズの難易度に不満を抱く気持ちも非常に理解できる。
いわゆるゲーマーと言われるようなコアなプレイヤーには物足りないけど、普通のプレイヤーにはちょうど良いバランス。というのを目指して作ったのだろう。
実際、ネットの色々なレビューとか見ていても、久しぶりにモンハンをする復帰勢や、あまりプレイ時間が確保できない子持ちの社会人とか、完全にモンハンは初めてという人たちは、かなり好意的な評価をしているので、商業的にもこれが正解なのだろう。
今回追加された勲章とかを見ると、もともと今回のアップデート3.0の内容を含む形がモンハンライズの完成形として想定していたが、コロナ禍や例の情報漏洩の影響で、リリースに間に合わなかったから、無料アップデートとして後から追加する形に変更したように見えるので、やり込み要素とか、歯応えのあるモンスターとかは、9月以降の大型アップデートに期待したい。
モンハンライズの開発の一瀬ディレクターは、ダブルクロスで、超特殊許可クエストとか、1回死んだらクエスト失敗とかの鬼畜クエストを入れてきた実績があるので、難易度については、今後の展開に十分期待していいのではないかなぁ。