電子探訪記

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歴戦王は、体力はマルチ固定にするべきだった

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もうすぐICEBORNEのリリースだが、無印のモンハンワールドで最大の不満点は、モンスターの体力(HP)がマルチと、ソロで可変になっていたことだった。そのため、歴戦王でもマルチの方が難易度が高くなって、クリアするだけならソロでやった方が効率的になってしまい、マルチをやるメリットがまったくなくなってしまった。

モンハンワールドは世界的に売り出すために、色々な点で仕組みを作り直して、試行錯誤しているのは分かっているが、この点は完全に失敗した点だと思っている。モンハンはマルチでワチャワチャするのが最大の魅力なのに、それを殺してしまう仕組みを作り込んでしまったのは駄目すぎる。

その代わり、体力がマルチ固定だったベヒモスは良かった。特に極ベヒモスは、超絶最高だった。
極ベヒは本当に神掛かり的な難易度だった。ベテラン勢が3人いてもクリアするには少しだけ攻撃力が足らない。なので、4人フルパーティで挑戦しなければいけないのが、足手まといのメンバーが1人いると、そのメンバーがネックになり、クリアできないという本当に絶妙な難易度だった。

負んぶに抱っこでクリアさせるキャリーが不可能だったため、極ベヒが導入されてから2週間経っても、大量の未クリア者がいる状態だった。Youtubeなどのゲーム実況でも極ベヒの未クリア者をサポートする配信が盛んにされていたが、配信者を含めてそれなりのプレイヤースキルがある人が3人いても、未クリア者をクリアさせるのはなかなか難しく、成功率は3割を切るくらいだった。

ベテラン勢4人だとクリアできるが、ベテラン勢3人だけではクリアは難しいという難易度は本当に素晴らしかった。

今から思えば、あのときが一番モンハンワールドをプレイしていて楽しかったし、マルチが盛り上がっていた時期だと思う。極ベヒのヘイトを取るために、ヘビィータンクなどが編み出されたり、拡散ヘビィーのみで攻略など色々な戦術が検討されて、みんなが試行錯誤して、一種のお祭り騒ぎのような感じだった。

クリア報酬は、重ね着なので、別に強い武器が手に入るわけでもなかったのに、あの時期は本当に熱気があった。結局、モンハンが好きな人は、強い武器がなくても、単なる勲章のようなものでも、狩っていて楽しいモンスターなら、何度も何度も挑戦する。

その後、歴戦王ゼノ・ジーヴァ、歴戦王ネルギガンテが来たが、ソロで簡単に狩れてしまうため、数日で飽きられてしまった。ベヒや、極ベヒのように、マルチ固定の体力であったら、もう少し盛り上がったのではないかと残念だった。歴戦王ネルギガンテは導入を延ばし延ばしにて、引っ張っていたので、もしかしてマルチ固定で、難易度も極ベヒくらいあるのではないかと考えたが、結局、期待外れでしかなかった。

ICEBORNEのエンドコンテンツの情報はまったくないが、できるなら歴戦王のようなエンドコンテンツ的なモンスターはマルチ固定の体力にして欲しいと思うが、どうなっているのか、期待と不安が相半ばしている。